マー君(原作)
<12>
そして――赤いドアが完全に開き、部屋の中があらわになった。
しかし、中は薄暗くよく見えない。吉沢とブタ太はかまわず中に入っていく。仕方なく、洋太もそのまま後に続く。
「ここはモルグと呼ばれる場所だ。ドアに書いてあったMがそうだ。
ここには日本、いや世界から集められたマー君信者が収容されている」
暗闇の中で吉沢の声が響く。いつの間にか、吉沢達の姿が見えない。
洋太は暗闇に戸惑いつつ前を歩く。
「貴様も疑問に思っているだろう。なぜマー君が暴走したか」
上から声が聞こえる気がする。洋太はふと頭上を見上げた。だが、そこには闇以外何もない。
「我々は昔マー君プロジェクトというものを政府から実行するよう言われた。
しかし、そのプロジェクトとは悍ましいものだ。
貴様も知っているだろう? AIというものを」
AI――人工知能か? ロボットなどに使われているあれか?
洋太は歩くのを止め、声のする天井を見上げた。
そして――赤いドアが完全に開き、部屋の中があらわになった。
しかし、中は薄暗くよく見えない。吉沢とブタ太はかまわず中に入っていく。仕方なく、洋太もそのまま後に続く。
「ここはモルグと呼ばれる場所だ。ドアに書いてあったMがそうだ。
ここには日本、いや世界から集められたマー君信者が収容されている」
暗闇の中で吉沢の声が響く。いつの間にか、吉沢達の姿が見えない。
洋太は暗闇に戸惑いつつ前を歩く。
「貴様も疑問に思っているだろう。なぜマー君が暴走したか」
上から声が聞こえる気がする。洋太はふと頭上を見上げた。だが、そこには闇以外何もない。
「我々は昔マー君プロジェクトというものを政府から実行するよう言われた。
しかし、そのプロジェクトとは悍ましいものだ。
貴様も知っているだろう? AIというものを」
AI――人工知能か? ロボットなどに使われているあれか?
洋太は歩くのを止め、声のする天井を見上げた。