マー君(原作)
腐りきった世界――。

勝田は自殺依頼する前の自分を見返した。あの時はそう思っていた。この世界は腐りきっていると。

でも、それは自分の思い込みなのかもしれない。そう思い込み、逃げたかったかもしれない。

生きることから――。

重い気分の中、そのスレッドに返信されていた文に目を通した。

その瞬間、身体が凍りついた。

信じられない物がそこにあった。

返信していたのはあのマー君だった。

HNを記入する所にマー君と名前があったのだ。
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