マー君(原作)
「な、なんであのお姉ちゃんが黒の仮面だと思うんだよ? 黒の仮面はまだ誰も知らないんだぞ」

「それは違うよ」

凪の必死の抗いも、マー君に一瞬にして消し去られる。

「僕は黒の仮面の存在を知っていた。スパイを送ってたからね。そして、奴がリーダーだということも−−」

急にマー君の動きが止まる。何が起きたのかと、凪が警戒していると、マー君が突然笑い出した。

「ハッハハハ! そうか、そうきたか」

何か見ているのか凪に目もくれない。

「そうきたか、雨、僕と戦う決意ができた訳か。そうだ、そうだ」

そう言いながら、電源が入っていないノートパソコンに近づき、黒い手を画面の中に突っ込んだ。いったい何をするつもりかと凪もしばらくその様子を眺めていた。

すると、次第にパソコンが起動し、あろうことかネットに繋がったのだ。ネット回線は切断したのに。

いや、マー君の意識がネットに繋がっているなら、可能か?
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