マー君(原作)
遮るようにテレビの中のマー君が言う。
「だから、逃げるんだ。君達にはその権利がある。僕に従えば、君達は新しい世界に行ける。誰にも邪魔されない、自分だけの世界が! だから、僕は宣言する」
凪はノートパソコンとテレビを見比べた。今同時に宣言が行われようとしている。マー君と黒の仮面。
「ぞくぞくするよ、黒の仮面。君達はどこまで行くんだ。どこまで−−」
マー君もノートパソコンとテレビを見ながら、含み笑いを漏らす。
そんな中、両者の宣言が行われた。
黒の仮面。
マー君。
両者の対立がはっきりした瞬間だった。
「私達、黒の仮面は−−」
「僕、マー君は−−」
凪は大きく目を開き、その瞬間を目に焼き付きた。
「マー君と戦う!」
その言葉はマー君の宣言をかき消した。なぜなら、ノートパソコンの雨の声と、雨本人の声が重なったから。
リビングに飛び込んできた雨が、そう宣言したから。
「だから、逃げるんだ。君達にはその権利がある。僕に従えば、君達は新しい世界に行ける。誰にも邪魔されない、自分だけの世界が! だから、僕は宣言する」
凪はノートパソコンとテレビを見比べた。今同時に宣言が行われようとしている。マー君と黒の仮面。
「ぞくぞくするよ、黒の仮面。君達はどこまで行くんだ。どこまで−−」
マー君もノートパソコンとテレビを見ながら、含み笑いを漏らす。
そんな中、両者の宣言が行われた。
黒の仮面。
マー君。
両者の対立がはっきりした瞬間だった。
「私達、黒の仮面は−−」
「僕、マー君は−−」
凪は大きく目を開き、その瞬間を目に焼き付きた。
「マー君と戦う!」
その言葉はマー君の宣言をかき消した。なぜなら、ノートパソコンの雨の声と、雨本人の声が重なったから。
リビングに飛び込んできた雨が、そう宣言したから。