マー君(原作)
<11>
「さぁ! 先生、今こそ世界が変わる時です」
金田が桂子の隣に立つ。桂子の目の前には中央に白い仮面がバックに黒い背景の画面のノートパソコンが置かれている。
わざわざ画面が見えるように金田もレベルMも脇に寄っている。
「金田君! もうやめて! こんな--」
「ああ、ああ!」
金田は仮面に手を宛てて喜ぶ。
「その顔だよ、先生。その仮面をつけた顔がいい。どこまで偽善者を気取るのか、この女は」
金田が話している所に教室に生徒が飛び込んできた。が前も後ろもドアが閉まっており、生徒の侵入を阻んだ。
「先せ--」
男子生徒が助けを求めるように前のドアから教室に入ろうとした。
と、次の瞬間甲高い音が響き、ドアのガラスに血をつけ、男子生徒はドアから消えていった。
桂子は思わず生徒を助けに行こうとしたが、レベルMに首を掴まれた。その様子を見ていた金田は笑いを堪えるように言った。
「駄目だよ、先生。先生は観客なんだからさ」
「あなたは!」
「おっと偽善者は黙ってな。さあ、ショーが始まる」
金田はノートパソコンに近づき、桂子によく見えるように画面の位置を変えた。
「さぁ! 先生、今こそ世界が変わる時です」
金田が桂子の隣に立つ。桂子の目の前には中央に白い仮面がバックに黒い背景の画面のノートパソコンが置かれている。
わざわざ画面が見えるように金田もレベルMも脇に寄っている。
「金田君! もうやめて! こんな--」
「ああ、ああ!」
金田は仮面に手を宛てて喜ぶ。
「その顔だよ、先生。その仮面をつけた顔がいい。どこまで偽善者を気取るのか、この女は」
金田が話している所に教室に生徒が飛び込んできた。が前も後ろもドアが閉まっており、生徒の侵入を阻んだ。
「先せ--」
男子生徒が助けを求めるように前のドアから教室に入ろうとした。
と、次の瞬間甲高い音が響き、ドアのガラスに血をつけ、男子生徒はドアから消えていった。
桂子は思わず生徒を助けに行こうとしたが、レベルMに首を掴まれた。その様子を見ていた金田は笑いを堪えるように言った。
「駄目だよ、先生。先生は観客なんだからさ」
「あなたは!」
「おっと偽善者は黙ってな。さあ、ショーが始まる」
金田はノートパソコンに近づき、桂子によく見えるように画面の位置を変えた。