マー君(原作)
「半端な覚悟なら置いていくからな。貴様を連れていくのは--」
重い閂を外す。
「貴様がマー君を止めれる唯一の希望と信じてるからだ」
閂の外れる甲高い音が響く。その音は静かな空間に不気味に広がり、消えた。洋太は喉を鳴らし、軽く頷いた。
そうすることしか今の自分にはできなかった。
気付けばさっきまでの勢いは消えていた。というより全て吉沢に吸収されたように思えた。
洋太は吉沢の背中から目がはなせなかった。そのせいである気配に気付けなかった。それはいつの間に後ろにいた。
「だから--」
吉沢が何か呟いた瞬間。
洋太の後ろに立っていた成幸が洋太に向けて鎌を振りかざしていた。洋太がそれに気付いた時には既に終わっていた。
全てが。
一発の銃声と共に成幸の仮面は割れていた。吉沢が間一髪成幸の仮面を打ち抜いたのだ。その一連の動きを見ていた洋太は何が起きたかわからなかった。
気付けば成幸が倒れていた。そして吉沢の銃口が自分に向けられていた。その先からは硝煙が上がっている。
洋太は目を見開き、吉沢を見返していた。サングラスをかけていても、彼の鋭い目からは逃れられそうになかった。
重い閂を外す。
「貴様がマー君を止めれる唯一の希望と信じてるからだ」
閂の外れる甲高い音が響く。その音は静かな空間に不気味に広がり、消えた。洋太は喉を鳴らし、軽く頷いた。
そうすることしか今の自分にはできなかった。
気付けばさっきまでの勢いは消えていた。というより全て吉沢に吸収されたように思えた。
洋太は吉沢の背中から目がはなせなかった。そのせいである気配に気付けなかった。それはいつの間に後ろにいた。
「だから--」
吉沢が何か呟いた瞬間。
洋太の後ろに立っていた成幸が洋太に向けて鎌を振りかざしていた。洋太がそれに気付いた時には既に終わっていた。
全てが。
一発の銃声と共に成幸の仮面は割れていた。吉沢が間一髪成幸の仮面を打ち抜いたのだ。その一連の動きを見ていた洋太は何が起きたかわからなかった。
気付けば成幸が倒れていた。そして吉沢の銃口が自分に向けられていた。その先からは硝煙が上がっている。
洋太は目を見開き、吉沢を見返していた。サングラスをかけていても、彼の鋭い目からは逃れられそうになかった。