犬と私の物語
「うん、頑張ってみるね…!」



洋介は犬を雪に渡した。雪の腕の中で幸せそうに微笑んでいる。


「じゃあ、俺はそろそろ行くね。 飼うことを家の人に許してもらえるといいね…?」


「ありがとう…。」


そういって洋介は去っていった。結衣も子犬を抱きながら家路に急いだ。
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