私の彼氏




あの時


私を助けてくれたのは


ジョギング中のおばさんだった。






おばさんは


ガクガク震える私を優しく抱きしめて


「もう大丈夫、怖かったね」


そう言ってくれた。





それがすごく安心して


思いっきり泣いた。





その後


お母さんに電話して


私はおばさんと警察に行った。







婦警さんがくるまでの担当の


中年の男の警官は最低だった。







私を一目見て



「あぁ、レイプですか」



って。






「君、可愛いからね。1人で夜道を歩く君も、そうさせた親にも責任があるよ。」





きっと悪気はないんだろう。




それでも

可愛いという言葉を


気持ち悪く感じるようになった。





そして


大人を信じられなくなった。


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