時猫
パアンッ!!!!
「小手あり!勝者、如月椿!」
カランと、小手を打たれた拍子に沖田の竹刀が床に落ちる音が、道場内に響く。
「お前…。どれくらいの腕前なんだ」
まさか、沖田にも勝つとは思っていなかったのだろう。
「えっと…。全国大会では、毎年優勝してるわね」
「…そうか」
内心驚きながらも、表面上は落ち着いている土方。
土方は、うーんと考える。
「如月。ここにいるからには、何もしないわけにはいかないだろう」
「そうね。何をすればいい?」
「お前が選べ。ここで、女中をするか…」