新撰組~幕末に名をはせる者~








あ~…袴が臭う…




血、独特のにおい。




怪我をしたわけではないが、斬った相手の血だ。





早く着替えたい…




皆同じ気持ちなのか、足早に部屋へと帰って行く。





部屋へ入ると、渚が寝ていた。




寝ているだけか…布団から出ていたので、布団の上へ乗せようと近づくと…





土「息を…してない?」




自分の血だらけの袴のことを忘れ、渚を抱きかかえ走る。








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