新撰組~幕末に名をはせる者~



そんなこんなで1時間目が終わった。



休み時間もしばらく携帯をいじってた。



ずっと携帯を触っていても暇だから帰ることにした。



来たばっかだけど…。



学校を出る時玄関で会った先生に声をかけられた。




「もう帰るのか!?」



「そうだけど?」



「さっき来たばっかじゃないか!?」



「だから何?」



「…いや、いい。気をつけて帰れよ。」




そう言って学校を出て、朝通った道を歩く。



あ~、今日も誰ひとりとして私に話しかける人なんていなかったなぁ。



いつものことだけど、ふと寂しくなる時があるんだ。






< 4 / 383 >

この作品をシェア

pagetop