幼馴染のあなたは意地悪で
そんなことを話してカレーを食べ終えた。
悠也は洗い物だけは手伝ってくれた。

「お風呂先に入っていい?」

悠也「ん?一緒に入ってくれないの?」

「なんで一緒に入んないといけないのよ。」

悠也「じゃあ、一緒に寝よ。」

「はいはい。」

そう言って私はお風呂に入った。

悠也「まだ?早くしないと俺入るよ」

「だーめ。」

そう言った時にはもう悠也は入って来てた。

悠也「美月が遅いのが悪い。」

「だからって入って来なくてもいいじゃん。」

私がお風呂から上がろうとすると悠也に手を引かれてこけそうになった。

悠也「どんだけ美月はどんくさいんだよ。」

「悠也が引っ張ってきたからでしょ。でも支えててくれてありがと。」

悠也「けがしてない?」

「うん。大丈夫。」

悠也「美月抱きしめてると落ち着く。」


お風呂から上がり、時計と見るとまだ8時だったからテレビを見ていると悠也が急にお姫様だっこしてきた。

「悠也、ちょっと降ろして」

悠也「やだ。」

そういうと私の部屋に入ってベッドの上で降ろしてくれた。

悠也「美月の匂い好きだなぁ。」

「どんな匂い?」

悠也「んー。甘くて酸っぱい匂い」

「分かんないや。悠也?」


悠也はいつの間にか私を抱きしめたまま寝ていた。
私は動くことができなくてそのまま寝た。
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