大好き
授業も終わり、みんなお昼ごはんを食べて部活に行く頃になった
私は、お昼のとき、友達の侑加と一緒にお弁当を食べることにしていた
侑加とは、お昼を食べる前に教室のドア付近で話をしていた
そのとき、岳瑛が私たちがじゃべっている狭いところを、無理やり通ってきた
私は、ピッキ~ン!となり、岳瑛が通った途端、岳瑛に向かって舌打ちをした
さすがにそれはまずかったと思った
でも、江理を怒らしたのは、向こうのせいなんだけどね

お昼ごはんも食べ、すっごく暑い中、暑苦しい部活をおわらし、いつもより早めに帰っていた
いつもより早かったため、顧問の先生に部長の私が言いに行かなくてはならなかった
だから、部員の人たちとは別々になり、私は職員室に向かっていた
職員室の横の階段に向かっていたら、見覚えのあるユニホームを着ている人たちがいた
野球部だった
その中には、やっぱり岳瑛はいる
岳瑛は、私が通らないといけない階段の近くにいた
~なんでそこにいんだよ!邪魔っ!~
私は眉間にしわを寄せて、岳瑛と目が合わないように、下を向いたまま職員室に行った
職員室から帰ってきても、やっぱりまだいた
~なんで今日はこんなについてない日なの!?~
本当にそうだった
今、すっごく怒っている相手と席は近い、怒っている相手が通る、怒っている相手が近くで部活をしている
あぁ、本当に最悪

迎えが来るまで、私は野球部が部活動しているところが見える位置に、部員の人と一緒に座っていた
目の前で見ているだけでもイライラする人の部活動が見えないといけないんだ
誰か目の前の風景を防いでくれ!

家に帰って、メールボックスを開いても、やっぱりメールは1件もない
・・・何期待してるんだろうねwww
もう明日も会わないといけない・・・
明日、学校に行きたくないよ・・・
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