恋愛部☆番長組




「...ククッ。小さいガードマンは可愛い
 ね。俺は先行くから二人で行きなよ」


「ち、小さくなんかないよっ!」



 小さいガードマンって...
 
 何かおちょくられてるのかな。



 天野はさっさと一人で旅館に行って

 しまって、私たちは二人取り残された。





「...い、行こっ!」



「うん。そだね」





 不思議。

 大地君といると安心するのに

 天野君には何もない、よね?



 
 ...やっぱり、私大地君のこと...

 弟みたい、って


 思っちゃうのかな...?




 それとも――――.....




 私は、



 大地君のこと、

 好き、なのかな――――...?










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