お前のすべてを愛してやる【完】
「そっか。何かあったらすぐ言えよ」



わたしが可愛かったら良かったのに…。



どうしてこの人はこんなにまでも優しくしてくれるんだろうか。



痴漢に遭ったわたしに同情?



そんなことを思っていると下りる駅に着いた。



「おし、行くか」



「……っ!?」



歩き出したのは良いんだけど…。



この手は何…?



衣月は亜矢乃の手を繋ぎ歩き出したのだった。
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