【続】朝の旋律、CHOCOLATE
もくもくとパンケーキを食べる真ちゃん。
よほど空腹だったのか、バナナを乗せてチョコレートソースを掛けたものを2枚、ペロリと食べてから。
甘い甘い、と。
ツナとレタスとチーズを乗せたのを1枚食べて。
コーヒーコーヒー、なんて。
どうして二度ずつ言うんだ、鬱陶しい。
「ごちそうさまでした」
私の淹れた、濃いめのコーヒーを飲み終えて、お行儀よく手を合わせた真ちゃんは。
寝ていい?と。
おおよそ、休日の友人宅では有り得ない、傍若無人な事を、言った。
「……寝るなら俺んとこ」
「えぇ~」
「鍵あんだろ、自分のベッド出して寝ろ」
「哲いないと眠れない」
「………………」
気持ち悪ぃ事言うなよ…
なんて。
顔を引きつらせた哲は、それでも、すんなりと立ち上がった。
人の部屋でごはんだけ食べて、男同士で内緒話があるんですか。そうですか。
……いいもん。
………いいも~ん。