静かな涙【完】
浩司は布団に潜りながら、微笑んだ。





私もふっと微笑む…。





優しく愛しい時間…




世の中がずっとこんな時を過ごせたらどんなにいいんだろうか…







…そんな、優しく愛しい時間にピリオドを打つ時が来たんだ…。





ブーンブーン
ブーンブーン…





浩司の携帯が唸る。





相手は、誰と言わなくても解る…





きっとお姉ちゃんだろう…




浩司は困った様に、携帯を見つめて居た…。
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