Again -もう一度恋して-
「真奈ちゃん、こっちにおいで」
手招きされて近くに行くと颯ちゃんの手が私の額に触れた。
はっとして後退りすれば颯ちゃんに空いている方の手で腕を押さえられた。
「じっとしてて」
さっきから自分の心臓の音が煩いくらいに聞こえてきていて、こんなふうに颯ちゃんの手が触れて余計にドキドキしてきた。
まただ……颯ちゃんに聞こえてないかな。
朝から颯ちゃんを見かける度にこんなふうにドキドキしてばかり。