Again -もう一度恋して-
「お、おはよう斗真」
ムスッとした表情のまま中に入って来た斗真はガタンッと大きな音をさせてテーブルに着いた。
見た目通り、本当に機嫌が悪い。
「姉ちゃんの彼氏の事で盛り上がるのは勝手だけど、ちょっと浮かれすぎじゃねえの?」
斗真の一言で両親の顔色がさっと変わった。
「それはどういう意味だ?」
「父さんと母さんは、あの社長が姉ちゃんの旦那になった気でいる見たいだけどよく考えろよ」
「斗真、止めてよっ。お父さん達は昔から颯ちゃんの事を知っていて」
「姉ちゃん何で社長なんか彼氏にしたんだよっ」
「斗真は颯ちゃんの事を気に入らないの?」