Again -もう一度恋して-
「もう、いい。
あの社長に捨てられて泣くことになっても知らないからな!!」
斗真は椅子から立ち上がって足早にキッチンを出ていってしまった。
斗真……颯ちゃんの事で何か知ってるの?
私は慌てて追いかけた。
「斗真、待ってよっ」
「姉ちゃんは俺が何にも知らないと思っているのかもしれないけど……あの時の事、見て知っているんだからな!!」
「……あの時の事?」
「時間がないからもう行く」
「斗真、待って……」