Again -もう一度恋して-
どのくらい、ここに座っていたのか気がついたら槇田かすみは居なくなっていた。
秘書室に戻らないと、そう思って立とうとしても力が入らなかった。
「相手の方お帰りになられたみたいね。
白石さん、ちっとも戻って来なかったから、どうかしたのかと―――」
向かい側から声が聞こえて岡崎さんが立っている事に気が付いた。
「あっ、すみません。すぐに戻ります」
慌てて立ち上がってふらっと倒れた。
「白石さん!大丈夫?」