Again -もう一度恋して-


どうしよう……。
颯ちゃんを怒らせた。
違うのっ!
中林さんとは何もないの。
信じてよ。
口に出して言いたい。でも、今それを口に出して言う事は許されなかった。


車に乗ってからずっと無言の颯ちゃん、でも怒りは伝わってきていた。


普段は乗り心地の良い車なのに今はピリピリとした空間に閉じ込められて、息苦しく重圧感を感じていた。



車が駐車場に止まり、重圧感から解放されて、ほっとしたのもつかの間。


颯ちゃんに痛いぐらいに腕を掴まれて怖くなって身震いした。



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