Again -もう一度恋して-
「社長、お話しがあります」
コーヒーを持って来てくれた岡崎さんの、いつもとは違う批難するような視線が気になった。
「どうした?」
「社長が誰と婚約しようが、構いませんが。
そのせいで、秘書課に必要な人間を社長のお父様が無理矢理、辞めさようとなさるなんて酷いです。
今後このような事はないようにして貰えないですか?」
「……それは……どういう事だ?」
もう一度詳しく彼女から聞き出した。
別れたと言えば真奈美にはもう、接触しては来ないだろうと思っていた。
でも、甘かったな……。