キミのウタ
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「どうだった…た、」



「ナオナオ!!!」



太郎?って言おうとしたのを遮られ、太郎の巨体に抱きつかれる


「よく、がんばったわね。」


涙をキラキラ光らせながら、太郎は私の頭を撫でる




「うん、ありがと…」



すっきりした。



想いは少しは軽くなったはず。




「私ちょっとトイレ行ってくるね?」


抱きついていた太郎をそっとはがす。


「少し、ピアノを借りても構わないかしら?」



「うん。いいよ。」




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