卑怯な私
「さっきの奴らに取られる位なら遊人の方が断然マシ」
遊人の顔見てはっきりと伝えた。
「だから気にしないで」
私が笑顔で言うから、遊人は困った顔をして缶ジュースを拾い上げた。
「はい。レモンスカッシュでよかった?」
「うん」
翔樹も遊人も私がこれが一番好きなのを知っている。
そして、この缶ジュースはここ等辺ではここにしかないということも。
優希とは公園に来ることはないから、あの子は知らないと思う。
2人は、優希の知らない私を知っている。
いつかは、私の知らない優希を翔樹が知っていくのかな?