卑怯な私




「さっきの奴らに取られる位なら遊人の方が断然マシ」



遊人の顔見てはっきりと伝えた。



「だから気にしないで」



私が笑顔で言うから、遊人は困った顔をして缶ジュースを拾い上げた。



「はい。レモンスカッシュでよかった?」


「うん」



翔樹も遊人も私がこれが一番好きなのを知っている。



そして、この缶ジュースはここ等辺ではここにしかないということも。



優希とは公園に来ることはないから、あの子は知らないと思う。



2人は、優希の知らない私を知っている。



いつかは、私の知らない優希を翔樹が知っていくのかな?


< 19 / 207 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop