なんであなたは...


「今、やさしいかもっておもっただろ。」


完全に図星だ...。


「これからはそういう考えは全てすてなきゃいけない。
 そういう考えを持ってると、こういう世界では生きていけない。
 いいか。これからは何もかも自分でやるんだ。やらなきゃいけないんだ。
 どんなに良い人でも信じちゃいけない。わかったか??」


わたしは良く意味がわからなかった。
どうしてそんなこと言うんだろう。

『わかりました。』

私はとりあえずそう答えた。

だが、このことをちゃんと理解してなかったことで後々ひどい目にあう...。


『わぁーきれい!』

私は、ヘアセットと化粧をしてもらっていた。
全部完成した後、鏡を見るとそこには別人が映っていた。

『凄いですね!!えーっと...』

「あぁ、流生{ルイ}でいいよ。」

『じゃあ、流生さんで 。』

「おぉ、わかった。あと、好きな果物なんだ?」

へっ??小学生の自己紹介みたいだな...

『えーっと、桃です』

「じゃあ、お前の名前はももかだな。」

『私の名前は愛梨です。』

「違う仕事のときだ。これから俺もだし仕事関係のやつはももかって呼ぶから覚えとけ。」

『はいっ。』

「じゃあ、今日は帰れ。車呼ぶから。」

『あの、最後にひとつだけ。この仕事してて部活動と両立した人はいますか??』

「キャバ嬢はそんなに簡単な仕事じゃない、両方中途半端になるか、からだが壊れるかどっちかだ。」

『...ありがとうございました。』

私はその後、車で自分の家に帰り、すぐ、自分の部屋のベットに飛び込んだ。




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