侍ヴァンパイア
「あ、はい…。で、
その後、奴等が通ったゲートに異変があった為、、、乗車客リストを確認したとこ…、、、奴等の名前が無くて…ですね、、、」




静かに手に持つグラスの中身をツーっと男の頭の上にからかけたーーー




「っ!!!」


「あんちゃんっ!?」



『お前達の勝手な行動は…私は目を瞑りましょうーーー



ですが、、、どうして報告がこんなに遅かったのですか…?』




「すっ!すいませんっ!!
げっ、ゲートの番人、レオナルド様がどういった訳か、行方不明でっ!!
奴等の居所を探ろうとすれば、、、何故か鬼共に攻撃される始末…
、、、それで、
このような事態に…。。。」


傷だらけの自分の顔をそっと指で撫でるーーー


『…レオナルド様、そして、鬼…』


一点をじっと見つめ爪をかむーーー


『必ず見つけ出して、、、私の前に連れて来なさい、、、そうすれば、お前達の失態は見逃してあげましょう、、、』



「は!はいっ!!必ずっ!!!」



ニタリと笑うーーー
謎の人物ーーー



『どんな手段を使ってでも、、、構いません…必ず見つけなさいっ!!』



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