侍ヴァンパイア
「でも、ロイが居なかったら、私達野宿だったんだよね、、、本当助かるよっ!」



よくよく考えたら、、、




私とキョウは、賞金首だから、ろくに仕事も出来ないし、魔王を決めるパーティーまで、日もまだまだ先…



お金はスッカラカンで、、、どーしよーもなかったから、、、



『しかし、変化の技すら出来ないとは…参りましたな…』



そう、、、あの門を潜り抜けた瞬間から、魔力をほとんど制限されていて使えないらしい、、、



しろちゃんの言ってた役に立たないって、こういう事だったんだね…成る程。。。


まぁ、人間の私からすればどうって事はないんだけど




『何だか体が酷く重たく感じますな…』



レオが後ろの二人をチラチラ振り返る



「おう、何かちょっとだけ重いな。。。」

「いや…お前等の体力不足が…原因だろ?」

「嫌、何て事ねー、重くなったのきのせいだった」




肩に乗るレオはともかく、二人は歩くのが少し遅くなったみたいだった




「キョウこそ…だんだん息が上がってんぞ?実は…つ、つれーんじゃねーの?」



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