侍ヴァンパイア
…。。。




「前に言ってたの、

俺の傍に居たいなら、、、



俺の前では絶対流血禁止だって…




それでも傍に居たがったのは私だから、キョウは犠牲者なのかもねしれない







きっとキョウは、、、こんな事が起こった時に、自分が自分でいられなくなるのわかっていて、




怖かったんだと思う…



あぁ見えて、、、結構、臆病な所があるから…ふふっ」


目があって、、、


ロイの顔がだんだん近づきーーー



私の頬に軽くちゅっとキスが落ちてきた









「まぁ、確かにアイツは臆病者だからな!



仕方ない!



今回はこれで許しといてやる」



涙をグッと服の裾で拭うと彼は優しく笑った



「でも、もし次に、、、あの臆病者がゆうなを襲うなら、、、



俺がアイツの息の根を




ーーー止める」




何が起こったのか…一瞬理解がついていかなくて



私は真っ赤になって俯いてしまったーーー



バダンッ!!!




急に勢いよく開いた扉




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