侍ヴァンパイア
「これは、沢山の人々を生け贄に捧げたーーー



贄のツボーーー」



生け贄って、、、



「彼等は、すでに、亡者となっています」



特別室で、しろちゃんが見たと言ってたヤツだ




「まもなくわたくしの呪い薬により、グランデ様は亡くなるでしょう



イオン様の様にーーー




その時、このツボにある生け贄を捧げ




魔界の3つの宝力を使ってルシファー様の御霊を



キョウ様に移せばーーー




ルシファー様は新たな王として、この地に降臨するーーー」




それじゃあ、キョウはーーーどうなるの?




ねえ?




マリアーーー教えてよーーー?




「キョウ様は、無限魔力の核を持つーーー呪われたモノ




ルシファー様にとって、これ以上好条件な器はありません




でも、、、1つだけ、、、気になるのです、、、



貴女の中に、あるモノがーーー」




「…?」




「宝力、です。。。



貴女の中に、、、」



そう言って、彼女は悲しげに私を見た



「ずっと探していました、宝力のありかをーーー



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