侍ヴァンパイア
『キョウーーー


お前はさ、、、



どうしてそんなに強くなりたいんだいーーー』


「俺は…」


痛みと共に、頭に蘇ったのは、、、



俺の知らない、古い過去だったーーー



こんな場所にいるせいからか??



頭をブンブンふって仕切り直すーーー



「イヤーーー!来ないでーーー!!」



こっちか!?
聞こえたのは、、、いつも優しくキョウと語りかける、アイツの、、、恐怖に怯える声だったーーー



『女~!楽しくやろーぜ!!


この後は、優しく喰ってやっからよ!!』



「キョウーーー!!!」



俺を呼ぶ、アイツの声ーーー



身体が引き寄せられるみてーに、



アイツの身体ごと奪い取り、この腕に抱き締めていたーーー



セーラー服は乱暴に引きちぎられ、
瑞々しく、白い素肌が露に晒されている、、、
恐怖に怯え、胸の中で小さく震えていたーーー



『邪魔しないでくれる?これからいいとこなんだからさ!!!』



「そこのクズ…コイツに何かしたか?」



どっから出てんだこの地の底から響く様な声はよーーー



あぁ、俺からかーーー



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