ツンデレちゃん!!
でも、考えれば考えるほど頭の中ぐちゃぐちゃしてきて、結果、自分がどう思ってるのかとか、全然わかんなくなった。
だから、誰かからハッキリと、断言してほしいのかな、あたし。
だから思わず、隣の机に鞄を置いた風間に、あたしは言っていた。
「……風間! 今日放課後、話したいことあるから…昨日のとこで、待ってて‼」
「…えっ…おいっ⁉」
言ったら、すぐにわけもなく走り出した。
風間にああ言ったことが恥ずかしかったから?
それとも、隣に篠原がいたから?
自分でもわけがわからないまま、あたしはとにかく走った。