ツンデレちゃん!!










「…瑠奈?」


「……っあ…」


「あんた大丈夫? 最近ずっとぼーっとしてるじゃん」


「………」





昼休み、莉緒が珍しくあたしの席に来て、弁当片手に空いている風間の席に座った。







「………風間くんと、なんかあった?」


「………」


「………」




あたしが否定も肯定もしないで黙って俯いていると、眉を下げて小さくため息をついた莉緒が弁当を広げるのが目の端に映った。






「………ほら、瑠奈もお弁当食べ! 5時間目お腹鳴っても知らないよ‼」


「………」




「もうーっ‼」と言いながら、莉緒があたしの鞄から弁当を出す。





< 304 / 337 >

この作品をシェア

pagetop