ツンデレちゃん!!







「食べなさい‼」


「………はい…」




莉緒が引っ張り出した、あたしの弁当を広げる。







「………大丈夫だって」


「……え…?」



莉緒が机の上のあたしの右手に、自分の手を重ねた。






「……瑠奈が思ってるほど、複雑じゃないよ、きっと」


「………?」









……莉緒は、なにかを知っているの?







もしそうなら知りたい、って思うあたしがいたけど、一方で知りたくない、って首を振るあたしもいた。









…………やっぱり、知りたくない。



怖いんだ、知るのが。





今までのすべてが、崩れ落ちてしまいそうで……






すべてが、終わってしまいそうで…………






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