ツンデレちゃん!!





さ、あたしも帰ろう……



「「るーちゃん‼」」


「っわあ⁉」




もうあと1歩で教室を出るというところで、腕を掴まれた。





恐る恐る振り返る。



「るーちゃん放課後って言ったじゃん‼」


「…え、いやあの…」


「今から図書室行こー‼」


「「さんせーいっ」」



ええええええええええぇぇぇぇ……




あたしは、半ば強引に引っ張られ、有無を言わせまいとするかのようにさっさと連れていかれた。





いやいやいやいや無理無理無理無理っっっ




グイグイと引っ張られ、どんどん図書室に近づく。




いいいいいやあああああだあああああ……




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