わがまま姫♀
「ルールは簡単。この遊園地の巨大迷路の中に、姫央さんを隠す。俺達2人は同時にスタートし、先に姫央さんを見つけ出せた方が勝ちだ」
「ちょっと、なに勝手なこと言ってんのよ」
その勝負終了後、勝った方とあたしはどうなんの?!
流ならいいとして、もし万が一津戸が勝ったら…?
「俺が勝ったら、もうコイツに付き纏うのはやめろ」
「いいだろう。勝ったら、だけどね」
なんかムカつく笑みだけど、納得してくれたのかな?
「そのかわり俺が勝ったら、姫央さんは津戸グループがいただく」
い、いただきます?!
食べるの!?
「いいよ」
いいの?!
「その勝負やってやるよ」
「では姫央さんを迷路の中に」
め、迷路……?
津戸グループの1人が、あたしの方へ近づく。
「案内します。ついてきてください」
巨大迷路の中へと入っていく。