わがまま姫♀



「ルールは簡単。この遊園地の巨大迷路の中に、姫央さんを隠す。俺達2人は同時にスタートし、先に姫央さんを見つけ出せた方が勝ちだ」

「ちょっと、なに勝手なこと言ってんのよ」



その勝負終了後、勝った方とあたしはどうなんの?!



流ならいいとして、もし万が一津戸が勝ったら…?



「俺が勝ったら、もうコイツに付き纏うのはやめろ」

「いいだろう。勝ったら、だけどね」



なんかムカつく笑みだけど、納得してくれたのかな?



「そのかわり俺が勝ったら、姫央さんは津戸グループがいただく」



い、いただきます?!



食べるの!?



「いいよ」



いいの?!



「その勝負やってやるよ」

「では姫央さんを迷路の中に」



め、迷路……?



津戸グループの1人が、あたしの方へ近づく。



「案内します。ついてきてください」



巨大迷路の中へと入っていく。



< 274 / 566 >

この作品をシェア

pagetop