わがまま姫♀



流はハァっと、ため息をついた。



ほら、流も呆れてる。



「なら俺も食うから、お前も食えよ」

「え」



……はい!?



いまいち意味が理解できないあたしに構わず、流は薬をあけ自分の口の中へほおり込んだ。



そしてコップの水を1口。



えぇっ!!!



「なっ、何してんの!?流は風邪ひいてないでしょ?!」



焦るあたしを見て、流はニヤリと笑うとあたしの顔を覗き込む。



えぇーと…?



これはいったい?



顔が熱くなって目を泳がしていると、いきなり流にアゴをつかまれた。



「なに?!」



と思ったら、クイッと顔を引き寄せられ口と口が重なった。



「……っん…!?」



あたしの口を流が開き、中に水が流し込まれる。



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