わがまま姫♀
「そーんなに流くんが好きなら、いつもみたいに親にお金出してもらって、どうにかしてもらえばいいじゃない?」
……は?
コイツ、なに勝手なこと言ってんだよ。
姫央はうつむき、珍しくなにも言い返さない。
「あら。黙るってことは、まんざらでもないんじゃない?」
いや、そうじゃないだろ。
「……違う」
「なんて?声が小さすぎて、聞き取れなかったわ」
………。
「…違うって言ってんの。あたしはね、あんたらみたいにしょーもない恋愛なんて、してる場合じゃないの!」
「「………」」
教室がシーンと静まりかえる。
クラス皆が、姫央を見てる。
「な…どーしたの?」