もう少しだけ、あなたのそばに
「まずは、お荷物ですが、」
と言いかけたところで秋の声が。
「荷物は、俺と一緒でいい。」
「はい。かしこまりました。では、こちらへどうぞ。」
島津さんが案内してくれた所は、秋の部屋の奥にあった、一つの扉の前だった。
扉を開けると、中はウォークインクローゼットのような場所。
「この中にお荷物は、お入れください。ここは、常務しかお使いになられませんので、ご安心ください。」
といわれて、中にはいると、中には見たことある秋のスーツやコートなどが何着かかけてあった。
荷物を置いて、出てくると、今度は、このフロアーにあるトイレや給湯室、自販機の場所などを教えてもらった。