もう一度君にKISS
来るときに履いてきたヒールのサンダルではない、
べたんこのサンダルを履いていざ出発!
家を飛び出してみるものの.....
「.......なんにもない.......」
来るときは車で寝ていたから見ていなかったけど、
かなりの田舎だ。
見渡す限り緑いっぱい。
東京から来た私にとって家の近くにコンビニがあるって普通なのに
ここは真逆らしい。
コンビニも無ければ自動販売機すら見当たらない。
「雑誌とか買えないじゃん......」
ポツリと呟きながらトボトボと歩く。