俺のもんだろ Ⅲ
side悠雅


電車に揺られながら、半分ぐらいまで


来た時....



美夜と天野はくっついて寝ているし、


洸聖はというと....





「....くっそ、重い。」



俺の体に思いっきりもたれ掛かり、


肩に頭を乗せて爆睡している。






これが美夜だったらちょっとはいいかも....




なんて考えが頭に浮かんで、


俺は顔をしかめた。






....どんだけ美夜が好きなんだよ、俺...






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