俺のもんだろ Ⅲ
そう言えば...
なんで当たり前のように悠雅と同じ
部屋になってるんだろ...
この前も同じような感じだったような....
そう思いながら、備え付けのベッドに
横になった。
来るだけでこんなに疲れたなんて、
明日からのバイトが不安になるけど....
まぁ、なるようになるね!
と、前向きに考える。
そんな風に思いながら、顔だけ窓の方に
向けると、窓の外に見える綺麗な海。
心なしか、去年よりも人が多い気がする。
それも、サーフボードを持った男の人が。
こんなに人がいるなら、前よりも
忙しくなりそうだ。