俺のもんだろ Ⅲ
「....え、い、いやぁぁぁーーーっ!!!」
で....ででで、出た出た出たーーーーっ!!
側にいた悠雅にとっさに抱きつく。
涙目になりながら悠雅のほうを見ると、
すごく冷静で、しかも冷めたような目で
幽霊を見ている悠雅。
悠雅は、あたしの隣から立ち上がって
幽霊に向かっていく。
「え、ちょ....ま、ま、待って悠雅!?」
危ないよ!
幽霊だよ!?
そんなあたしの静止も聞かずに、悠雅は
ずかずかと幽霊に歩み寄り....
その長い髪の毛を掴んだ。