俺様彼氏と女王様。
モゾモゾもぐり込むと二の腕辺りに激痛が…。



「あたしの聖地に入って来ないで。」

「痛い…。」

「ここはあたしのテリトリーなんだからマーキングしないでよ!?」



俺は犬かよ!!



くそっ…。



寧音のベッドには一生近づかない…。



アイツ恐ろしい…。



マジいてぇし。



「オヤスミ寧音…。」

「は~い。」



自分のベッドに入って目を閉じた。



寧音が隣にいるのに触れない…。



「寝れない。寧音?」

「………。」



寝やがった!!



明日は意地でも同じ布団で寝てやる。



そう決意して目を閉じた。



携帯のアラームがうるさい…。



目覚めると隣には寧音…。



はぁ!?



「携帯うるさい…。」

「あぁ!!わりぃ!!ってか何でいんの!?」

「ん?あぁ…。夜中にトイレ行って間違ったのかな?癖だね癖。」



それ、最高の癖だな!!



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