俺様彼氏と女王様。
それからも寧音は自分のベッドで寝たはずなのに朝になると俺の隣にいるという現象が頻繁に起こる。



まぁ俺も無意識のうちに抱きしめてんだけど…。



「ヒナ、学校だよ!!」

「行くの?」

「行くよ。今日はクラス発表だもん。」

「あぁ…。俺と寧音は同じクラス。後、柊太と琉伊と桜と疾風も。」

「何で!?」

「学園長は腹黒だから。」



学園長が俺に頼んで来た入学式の祝辞と引き換えに仲イイ奴らを同じクラスにしてもらっただけ。



ってか入学式って何時だ!?



「入学式は明日だよ。」

「そ。よかった。じゃあ寝ようか。」

「待ってよ!!担任は…。」

「柊太の愛する三村先生だ。」



これも俺が仕組んだ。



あの学園長は結構使える熟女だ。



2年は修学旅行もあるし、今年は寧音と同じじゃなきゃやってらんないっス!!




< 19 / 712 >

この作品をシェア

pagetop