愛 ~③巻~
「で…本題だ…龍ってどこにいるんだ?」

やっと本題に入れる…。

「龍ちゃん…?会社にいるんじゃないの?龍ちゃんも大変ね~」

おばあさんは紅茶を飲む。

「どこの会社!?場所を教えろ!」

宮先!

『言葉遣いが悪いよ!それでも教師!?』

「あぁ!教師だ!」

『教師なら教師よく言葉遣い良くしてよ!』

「学校じゃないんだから良いんだよ!」

なぬっ!?

『年上の人には礼儀よくするのが当たり前でしょう!?』

「良いんだよ!倉井だって俺には言葉遣い悪いじゃねえか!」

『宮先はバカだから良いの!』

「なんだとぉ!?バカだったら教師になれねえよ!」

「コホン」

おばあさんが咳払いする。
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