罪桜


私は、ずっと気になっていたことを聞いた。



「彼女…いないの…?」



「いるよ。でも…なんか冷めてる」




ホッとしたような



何かが心に刺さったような




とても複雑な気持ちだった。




「そっか…」



「気にしなくていいよ」







それは、どういう意味…?




期待してもいいの…?


わかんないよ…なおくん…







そして私たちはホテルの部屋に着いた。



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