素敵彼氏の裏の顔【番外編】







チュンチュンチュンチュン……






眩しい光と、爽やかな鳥の囀りで目を覚ます。

そして、いつもと違う部屋に寝ていることに気付き、慌てて上半身を起こした。




黒色の机の上は、綺麗に片付いていて。

本棚には、難しい物理や数学の参考書が並んでいて。

そして、ソファーの上で、黒いものが微かに動いた。

それを見た瞬間、心臓が止まりそうになった。





あたし、隼人の家にいたんだ。

それで、シャワーを浴びようとして……




それからの記憶がない。

一体、どうしてしまったのか。



< 29 / 386 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop