花火
 

「……プロポーズね……。うん、それもいいかも。」



「や……っ!ちょ、せんせ……っ!?」



先生の手が私の敏感な部分に触れ、動く。


完全に先生の腕に囚われてる私は、逃げることなんてできない。


自分でも恥ずかしくなるくらいの甘ったるい声を上げて、ビクビクと先生の動きに反応することしかできなかった。



「……こんなに独占したくなったの、初めてだし。こんなに人を愛しいって思えたのも初めて。……俺にもこんなに人間みたいな感情あるんだって」



「あっ、ん……っ」



「それを教えてくれたのはおまえだ。リンは俺に初めてをたくさんくれたから。もう手離せない」



「せんせ……っ?」



その時気付いた、目のすぐ横に光るもの。


汗?


……それとも、涙?


私は先生の顔に手を伸ばして、光るもの指で拭う。


もし、これが涙だとしたら、先生は何を抱えてるのかな……?


私が埋めることはできるのかな……?


ていうか、埋めたい。


先生は私に居場所をくれたから。


次は私が先生の居場所になりたい。

 
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