花火
 

待って?


先生、いま


──四六時中、私のことが頭を離れない


って言ったよね?


……それって、私が先生のことを四六時中想ってるのと同じようにってこと……?


信じられないけど……ほんとに?


まさか、って思ってたことが、答えだと思った。


──先生も私のことを好きって想ってくれてる……?


だって、答えはそれしか、ないじゃない。


でも……


私のどこを……?


失態起こしてる上、かわいくない態度しか取ってないのに。


きちんとした理由がなければ、答えが正しいかなんて確信できない。


物事には全て理由が存在するんだから。






──答えは見えたと思ったのに、結局、私はまた頭を抱えてしまったんだ……。


答えは迷宮入りしてしまうかのように、無限ループに陥る。

 
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